熊本市国保黒字化。

熊本市国民健康保険運営協議会が開催されました。

本市の現状として、歳入833.9億円   歳出802.8億円 と平成24年単年度では黒字となりました。

しかしながら、この数字は国より227億円。熊本市より93億円繰り入れがあっての数字であり、保険料収入だけで運営できていることにはなっておりません。

今回の報告で注目すべきものは、医療給付費(1年間に日本で医療のために支出される費用の総額のこと。公費負担を含んだ保険給付費、生活保護などの公費負担医療費、窓口の自己負担を足したもの)がマイナス1億円になったことです。

何でマイナスになったのか、詳しくはこれから分析が始まりますが、これが天井となれば今後の状況次第では、保険料の値下げも検討できる期待が生まれます。

また、熊本市の医療環境の特色として、病床数が突出して多い事が挙げられます。

政令市平均(神戸・広島・大阪除く)を100とするなら、熊本市は175となっている。

一方、病気の種類では、精神性疾患が平均の1.4倍と原因分析が待たれます。 腎不全、糖尿、高血圧、脳血管疾患、心疾患の生活習慣病は平均値。 歯科とガンは平均以下となっております。

今回のデータをみて、全国的に医療給付費が抑制されてきた現状は大変喜ばしいのですが、一方で国から聞こえてくる先端医療を国保で給付を検討というニュースが思い出されました。

そんなことされたらいつまで経っても国保料が下がらないじゃないかと、国民不在の意志決定だけは止めて欲しいと国政に望みます。

尚、運営協議会委員の任期が昨日から2年間始まり、副会長としてご推薦いただきました。